日本ハムに新加入したジェームズ・マーベル投手がロッテ戦で、安定した投球を見せました。
2023年8月2日の日本ハム対ロッテ戦は好投上原投手の不運の降板に、緊急登板となったマーベル投手の奇跡の怪投で、日本ハムは勝利を得ることができました。
マーベル投手も来日初勝利。
いま日本ハムに欠けているのは回またぎのできる安定した投手です。
新加入のマーベル投手はどんな選手なのかエピソードを交えてみていきましょう。

ジェームズ・マーベル投手のプロフィール
ジェームズ・マーベル投手のプロフィールを見てみましょう。
James Michael Marvel
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ出身
1993年9月17日生まれの29才です。
身長193cm
体重98kg
右投右打
投手
・カリフォルニア州モラガのカンポリンド高校で野球をしています。
2012年には5勝2敗、防御率1.33、打率0.456、2本塁打の記録を残しています。
・2012年にメジャーリーグのミネソタ・ツインズから37巡目でドラフトに選ばれましたが、断って、ヂューク大学に進学し、野球を続けます。
https://en.wikipedia.org/wiki/James_Marvel
・2015年にピッツバーグパイレーツから36巡目にドラフト指名を受けて入団する。
・2019年にメジャーに昇格する。
・2022年にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約する。
・2023年4月28日に独立リーグと契約をする。
・2023年5月7日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約をする。
・2023年6月11日に自由契約となる。
2023年8月2日の日本ハム対ロッテ戦の概要
先発は上原健太投手。2022年に新庄監督に見いだされてからは加藤貴之、上沢直之のエースに劣らないローテーションの一角を任され、この日も1回を無難に、3者凡退に仕留めたが、2、3回と味方のエラーもあって、満塁のピンチ。さらに上原健太投手はピッチャー返しの打球により左手にけがをする。勝っている試合にもかかわらず、降板時の彼の悔しい表情が印象的であった。
そこで新加入のジェームズ・マーベル投手が緊急登板。塁上のロッテの2選手はホームベースを踏む結果にはなったが、逆転は免れ、マーベル投手の自責点もない。その後、回またぎの投球を続け、5イニング無失点。
打線は同点の4回にマルティネスの適時2塁打で、勝ち越しをする。
さらに、池田、河野、田中と盤石の投手陣がつないで、勝利する。
試合後に
対戦相手のロッテ吉井監督のコメントは「マーベルについてはもともと日本の選手はハードシンカーに弱い所があって、この風であれだけ動くと攻略しづらい」と分析していました。また、今後研究して、リベンジしたいとも宣言していました。
来日初勝利❗️
お父さんと記念撮影📷#マーベル #新時代 #lovefighters pic.twitter.com/02apx6tyFc— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) August 2, 2023

ジェームズ・マーベル投手のNPBでのこれまで
・2023年6月19日に日本ハムはジェームズ・マーベルとの契約合意を発表しました。
この時の稲葉篤紀GMによると「チェンジアップ、カーブを駆使して堅実にアウトを積み重ねるタイプ。」また「真面目で、研究熱心と評価もされている。」と。
・7月16日の対西武戦で、1軍初登板。3番手で登場。1イニングを無安打無失点。1奪三振。最速145キロの手元で動く直球を中心に、スライダーを駆使して打ち取っていました。
ジェームズ・マーベル投手へのSNSの反応




まとめ
わかりやすくまとめると
- マイナーリーグや独立リーグを渡り歩いて、かなりの苦労人
- マーベル投手は日本の野球に適合しそうです。今後も期待してよさそう
- 日本ハムファンもロッテファンもマーベルに好印象を持ったようです。

関連