2023年5月15日の時点で首位を走っているオリックス。
4月22日以来いちども首位を明け渡していません。
4番の吉田正尚選手がメジャーに行って抜けたうえ、主力選手が相次いで離脱したにもかかわらずです。
なぜ首位をキープできているのでしょうか?
その理由を探ってゆきましょう。

オリックスの主力離脱者とは
2023年オリックスの主力離脱者を見てゆきましょう。
◎杉本裕太郎:2023年5月2日にふくらはぎ負傷により抹消。オリックスに不可欠の中心打者。
◎森友哉:西武からFAで移籍し、吉田正尚のいない穴を埋めるべく期待されていた。しかし、期待通りの活躍をしていた5月7日にファールチップを右足つま先に受けて、5月10日に登録抹消する。
そして、吉田正尚:2022年までは誰もが認める中心打者。2023年からはメジャーに挑戦。レッドソックスで大活躍中です。
オリックスが首位をキープできている理由
中嶋監督の采配
中嶋監督のプロフィール
中嶋 聡54才
1987年にオリックスに捕手として入団後、西武→横浜→日本ハムと渡り歩き、日本ハムでは捕手兼コーチとして優勝を経験する。
2019年にオリックスの二軍監督になる。
2020年にオリックスの一軍監督になる。
2021年にオリックスをリーグ優勝に導く。
2022年にオリックスを日本一に導く。
豊富な経験を持つ中嶋監督の采配が功を奏しています。
5/10の楽天戦(2-8でオリックス)選手が起用に応える姿に「いい準備をしてくれていると思いますし、本当にいい競争になっている」と選手を信頼している。
5/13のソフトバンク戦を前に、山本投手は「こういう時こそ、一人一人が頑張ってカバーしていけたら。(2人が)戻ってくるときに首位にいられるように」と語っており、こういう危機の時ほど、他のメンバーの気合が入っている。
連日の隠れたヒーロー
連日隠れたヒーローが現れています
◎2023年5月6日に西武対オリックスの試合。
両エース高橋光成と山本由伸の投手戦。
昨シーズンは高橋投手12勝8敗に対し山本投手15勝5敗。
この日の試合の山本投手は7回を投げ、1点ビハインドで、吉田投手に交代したが、オリックスはさらに1点を失い、1―3となった。
もはや、山本由伸投手の敗戦は決まりかと思われた9回の裏に大逆転となった。
そのきっかけは宜保翔選手のヒットからです。
◎5月13日対ソフトバンク戦では、山本由伸投手と東浜巨投手のエースピッチャーの投げ合いで、一度はソフトバンクに同点に追いつかれた苦しい試合でしたが、宜保翔選手の4打数3安打2打点の活躍。
紅林選手は開幕1軍を外されていたが、4月18日に1軍に昇格。5月13日の試合では2回のチャンスに1点をもぎ取った。
今季1軍に初昇格したT-岡田選手は、8回に代打で、適時安打で打点2をマークし期待に応えた。

宜保選手のプロフィール
宜保 翔(ぎぼ しょう)
沖縄県豊見城市出身の22才。
遊撃手、二塁手
KBC学園未来高校では4番打者と投手を経験する。
3年時に投手として、県大会決勝を完封し、優勝に導く。
(特長)
高校時代は最速147km/hを記録し、遠投では116mを表示している。
本塁から一塁までは最速3秒8のタイムである。
2023年5月15日現在、打率0.409( 9試合22打数9安打3打点、失策0)
オリックス4年間の平均打率0.214であったが、今季は、チャンスと大活躍。
【試合振り返り📣】
本日開催の試合から
紹介しきれなかったシーンを一部お届け❗️B-H#オリックス「#宜保翔 選手」
本日猛打賞❗️
9回にはナイスプレーも❗️#プロ野球#Bs2023#パリーグ観るなら楽天TV ⚾
✔ ➡ https://t.co/FQgKTE4YT3#楽天TV #RakutenTV pic.twitter.com/IRSwjBObOh— パ・リーグ Special【RakutenTV公式】 (@Rakuten_Pacific) May 13, 2023

主力選手離脱のオリックス活躍にSNSの反応




まとめ
わかりやすくまとめると
- 離脱者が多くても、1位をキープできるのは経験豊富な中嶋監督の采配に選手が答えているから
- 離脱者が多くても、宜保選手など残っている選手や1軍に上がってきた選手が連日活躍して穴を埋めている
- SNSでも離脱者の多いオリックスの1位キープには驚きが隠せない

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