ジャッジ移籍先どうなる？現状をわかりやすく解説

2022メジャーリーグはいよいよワールドシリーズがもうすぐ開幕です。ア・リーグ東地区を制したNYヤンキースは、リーグ優勝決定シリーズでアストロズに4連敗しWシリーズ進出はならず。「全米のヒーロー」ヤンキースの主砲ジャッジ選手の今シーズンも幕を降ろしました。

しかし米メディアはむしろ加熱。早速「ジャッジの移籍先どうなる？」の予想報道が沸騰しています。「MLB史上真の本塁打王」アーロン・ジャッジ選手は来季どの球団へ行く？それとも残留？世界の野球ファン注目の「ジャッジ移籍先どうなる」情報をまとめました。（出典：Wikipedia、スポーツメディアなど）

今年のWシリはアリーグのアストロズvsナリーグのフィリーズ。何だかんだ言ってアストロズ強かったぁ

ジャッジ移籍先どうなる？
移籍チームは？識者の見解まとめ
ジャッジ移籍に海外の反応は？
まとめ

ジャッジ移籍先どうなる？

アリーグ優勝決定シリーズでヤンキースが敗退した翌日、米メディアは早くも「ジャッジ移籍先どうなる」報道一色に染まりました。ジャッジ選手は今季62本塁打のリーグ新記録をマークし、地区優勝に大きく貢献したチームの大黒柱であり、今や「全米・全野球界の英雄」。

メジャーNo1の老舗人気球団ヤンキースの「顔」でもある彼が今オフ、ヤンキースとの契約を終えてFAとなるため、米メディアは去就について極めて大きな関心を寄せています。

ではジャッジ選手の今季成績や契約状況、噂される移籍先などを順次見ていきましょう。

「大谷さんフリーク」としては残念だけど、MVPはジャッジさんで間違いないし……NYっ子もさぞヤキモキしてるのでは？

2022年大活躍のジャッジ

ジャッジ選手は2022年シーズン、キャリア最高の好成績を挙げました。ほぼ全試合の157試合に出場し、本塁打62本（＝リーグ新記録）、打点131の二冠を達成。1.111という驚異的なリーグトップのOPSを記録したほか、.311と高打率も残し、まさにメジャーのトップスラッガーとして大活躍の一年となりました。

現在の契約状況

カリフォルニア州生まれ、30歳のジャッジ選手は13年にドラフト全体32位でヤンキース入り。ルーキーイヤーでいきなり本塁打王のタイトルを獲得し一挙にチームの主砲に成長しました。

ジャッジ選手は20年に年俸調停権を取得。今オフにはFA権を得ることから、今季開幕前、球団は引き留めのため「7年2億1350万ドル（約288億円）」の長期超大型契約を準備。今季の年俸1700万ドル（約23億円）と合わせ、総額2億3000万ドル（約310億円）での再契約を打診しました（為替レートは報道当時）。

しかしジャッジ選手側は2100万ドルの年俸を希望していたとされ、何とこの破格オファーを拒否。結局「1900万㌦＋出来高」の単年契約となり、シーズン終了とともにFAになることが確定しました。

ジャッジ自身は「ピンストライプのユニホームを着るのは光栄」とチームへの愛着を示しつつ「（先のことは）まだ考えていない。時間はある」と熟考しているようだ

移籍の可能性があると言われるチーム

最新の米報道では、「ヤンキース残留は消えていない」とされる一方、資金力ある複数チームが獲得に乗り気だとも伝えられています。スポーツ専門局「CBSスポーツ」はMLB全30球団の資金力、獲得競争力などを独自に格付けし、大本命として1位に「ヤンキース残留」を予想。移籍するなら2位ドジャース、3位メッツ、4位ジャイアンツと順位付けしました。

このほかヤンキース永遠のライバル、レッドソックスも上位候補に挙がっています。また残留にせよ移籍にせよ、契約総額は史上初の総額5億ドル（約750億円）という「天文学的数字」になるとの予測もあります。

一方「身売り」が予定されるエンゼルスは「可能性薄派」。それよりトラウトさん、大谷さんの去就の方が心配よね…

移籍チームは？識者の見解まとめ

全米ファンとメディアが大注目する「ジャッジ移籍先どうなる？」。メディアやアナリストらの予想をまとめると、MLB公式サイトがこのほど掲載した以下の見解におおむね集約されそうです。

◆基本線は残留

・ヤンキースには今「スター」が必要。ジーター引退から8年、球団にはビッグスターがいない。ジャッジはジーター以来の主将に就任しうる。むしろヤンキースを去る方が驚きであり、残るのが基本線。

◆移籍ならジャイアンツか

・サンフランシスコジャイアンツはスターに大金を払うことを恐れない。実際来季予算に余裕もある。ジャッジの出身地リンデンが球団本拠地から近いこともセールスポイント。移籍するなら最有力、で関係者は一致するだろう。

「もしジャッジが移籍するとヤンキースは大谷獲得に乗り出す」説も！ジャッジ去就は移籍市場全体に大きな影響がありそうだな

大リーグで今シーズンも投打の二刀流で活躍したエンジェルスの大谷翔平選手がさきほど、帰国しました。

大谷選手は「去年に引き続き、個人的にはよいシーズンだった。まずはおいしいものを食べてトレーニングしながらゆっくりしたい」と話しました。https://t.co/fNj91GUlYl #nhk_video pic.twitter.com/ZN00T0YRW7

— NHKニュース (@nhk_news) October 18, 2022