2023年6月19日に日本ハムと中日は2対2のトレードを行った。
日本ハムからは斎藤綱記投手、宇佐美真吾捕手。中日からは山本拓実投手、郡司裕也捕手。
選手たちは新環境に夢を膨らましています。
特に打者はすぐに結果を期待されます。7月5日の段階で、郡司裕也選手、宇佐美真吾選手ともに打率5割で、期待を裏切っていない。
中日から移籍の郡司裕也選手のこれまでの活躍とエピソードを見てみましょう。
郡司裕也選手のプロフィール
郡司裕也(ぐんじ ゆうや)
千葉県市原市出身
1997年12月27日生まれの25才
身長180cm
体重89kg
右投右打
捕手、一塁手、外野手
2019年に中日よりドラフト4位で指名を受ける。
・小学校から野球を始める。
小学3年から捕手をする。
・中学は千葉市リトルシニアに所属し、3年に全国制覇。
・仙台育英高校では2年秋明治神宮大会で優勝する。
3年春は第87回センバツに出場する。
3年夏は第97回全国高校野球に出場し、4番を務める。結果は準優勝。
・慶応大学では1年秋季リーグから正捕手となる。
4年の秋季リーグでは三冠王を取得し、チームも優勝を果たす。
そのあとの明治神宮大会は関西大学と対戦して、優勝を果たす。
大学通算で打率は0.297、94安打11本塁打、56打点の結果を残す。
・中日時代はライバルの木下拓哉捕手の頑張りもあり、出場チャンスに恵まれませんでした。
1軍でのチャンスも何度か、与えられましたが、実力通りの活躍ができず、このままでは2軍に埋もれてしまう危険性がありました。
そこへトレードの話が持ち上がり、渡りに船というところでしょうか。
・郡司裕也選手の年俸
年度 | 年齢 | 万円 |
---|---|---|
2020 | 22 | 900 |
2021 | 23 | 1080 |
2022 | 24 | 950 |
2023 | 25 | 975 |
今後の活躍が年俸に反映すること間違いなし
郡司裕也選手の移籍後のこれまで
・6月28日の2軍対ロッテ戦で、移籍後第一号ホームランを放つ。
・7月1日1軍対オリックス戦指名打者で出場する。4打数2安打。
・7月2日1軍対オリックス戦で、マルチヒットと2年ぶりの打点。
・7月4日1軍対ソフトバンク戦で移籍後第一号ホームランを放つ。
打率 | 試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | OPS | 得点圏打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0.500 | 4 | 15 | 7 | 1 | 4 | 1.319 | 0.333 |
2023年7月4日現在
今のところ、右投手に対して5割、左投手に対して3割の打撃成績を残しているので、左右どちらの投手も苦にしない、レギュラーを取れる条件でもあります。
【 #日本ハム 】郡司裕也、プロ1号で移籍後4戦連続安打…中日で73戦0発、六大学3冠王が新天地で覚醒 #プロ野球 #野球 #baseball https://t.co/gBsfztjA7z pic.twitter.com/EJQ7fKBHc0
— スポーツ報知 プロ野球取材班 (@hochi_baseball) July 4, 2023

郡司裕也選手のエピソード
郡司選手と中日の小笠原投手とは2015年の夏の甲子園で因縁の対決があった。
郡司は仙台育英、小笠原は東海大相模。
東海大相模は優勝し、仙台育英は準優勝に甘んじた。
郡司は当時の悔しさは忘れていない。
後輩たちにそのリベンジを果たして欲しいという思いは通じて、仙台育英は2022年に初優勝する。
「郡司裕也選手に対するSNSの反応




まとめ
わかりやすくまとめると
- 日本ハム移籍後の郡司裕也選手の活躍を詳細に示しました
- ファームでホームランを打ち、「きっと新庄監督は1軍で使ってくれる」と信ていた郡司選手は、期待に応えて、1軍でもホームランを打ちました
- 中日ファンはチャンスに恵まれなかった郡司選手に日ハムでの開花に期待しています

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