千賀滉大のメジャー評価最新版！年棒が気になる人と比較

NPB福岡ソフトバンクホークスのエースで日本球界を代表するピッチャー、千賀滉大投手がついに海外ＦＡ権を行使、長年の夢だったメジャーリーグに挑戦します。

既に各球団との交渉が本格化しているようですが、ズバリメジャー球団の千賀投手への本音評価は？年俸は一体いくらになるのでしょうか。千賀滉大投手MLB移籍を巡る最新情報をまとめました。（出典：Wikipedia、スポーツメディアなど）

[st-kaiwa1]地方の無名高校生が11年後、な、な何とメジャーリーガーに！！こんな「ジャパニーズドリーム」ってある！？（感涙）[/st-kaiwa1]

千賀滉大のメジャー評価は？

プロ野球入りから通算11年。29歳となった千賀滉大投手は今オフ海外FA権を取得、このほど正式にメジャー全30球団との交渉が可能になりました。

既に本人も渡米しており、代理人とともに数球団と交渉のテーブルについているようです。正直、メジャー側の「千賀評価」や年俸予想はどうなのでしょうか。海外報道などから探ってみましょう。

[st-kaiwa2 r]千賀さんはホークスに育成枠で入団。プロ野球の育成選手からメジャーリーガーになるのは史上初の快挙なのよね！[/st-kaiwa2]

【球団発表】
福岡ソフトバンク #千賀滉大 投手コメント（海外FA権行使について）#sbhawks pic.twitter.com/ZNVu31pAPi

— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) November 10, 2022

最新海外メジャー評価

報道によれば、ピッチャーとしてほぼ全盛期の千賀滉大投手には多くのMLB球団が獲得に乗り気。19日まででメッツ、パドレスの2球団本拠地に千賀投手本人が出向き、交渉したということです。

これまでに日米メディアで報じられた「コーダイ・センガ評価」に関するニュースをまとめてみました。

◆千賀の代理人の話

（千賀投手代理人のジョエル・ウルフ氏が、スポニチ取材に応じた内容）

・千賀は95～100マイルの速球を持つパワーピッチャー。最高級のスプリットもスライダー、カーブも投げる。メジャーで大谷以外にその球を投げる投手はいないから、打者は対応できない。先発ローテの上位に入れる。

・何事も恐れず性格も外交的。育成出身からスターになった粘り強さは、メジャーリーガーからリスペクトされるだろう。

・千賀は大都市の強いチームに行き、勝ちたがっている。これまで一緒に仕事した選手の中で、どこに行きたいかについて最もオープンな1人だね。松井秀喜が渡米してきた時を思い出すよ。

[st-kaiwa2]ウルフさんは鈴木さんやダルさんの代理人と同じ米大手エージェント会社「ワッサーマン・メディア・グループ」の方なのね[/st-kaiwa2]

◆メディアや専門家らの評価

【Forbes】

・センガは信頼性の高いスプリッターを武器とする剛腕投手だ。

【データサイト『Fangraphs』】

・コウダイ・センガの速球は一般的に94～97マイル、最速99マイル。

【国際スカウト専門家ロンゲンハーゲン氏】

・センガの『爆発的な速球の動き』を彼の強みに追加した。

【今季西武でプレーしたオグレディ選手】

・彼は間違いなく素晴らしい。スプリットは高めから落ちてくるので、速球と共に空振りしやすい。打者にとっては難しいコンビネーション。

【FOXTV】

・千賀は直近１０年間、日本で最高の投手の一人として君臨してきて今が全盛期。真の脅威はフォークだ。

【ＣＢＳスポーツ】

・完成された右腕。速球とフォークはメジャーでもまさに決め球となる。

[st-kaiwa1 r]ちなみに今オフFAランキングで、千賀はMLB公式11位、NYポスト13位、ＦＯＸ20位、ＣＢＳスポーツは23位の上位に位置づけられてる！メジャーの注目度が分かるな[/st-kaiwa1]

https://twitter.com/MLBJapan/status/1592842417329377281

twitter.com

海外SNSの反応まとめ

[st-kaiwa3]彼のフォークボールは私が今まで見た中で最高です[/st-kaiwa3] [st-kaiwa4]スプリットじゃなくてフォークなんだよね。パドレスは彼にオールインしてくれ[/st-kaiwa4] [st-kaiwa5]エンゼルスだと最高！オオタニとセンガでワンツートップなんて！！[/st-kaiwa5]

引用：https://www.youtube.com/watch?v=x0ZTqrB55gs

千賀滉大の日本での実績を振り返る

来季メジャーで評価高く日米ファンが「期待しかない！大物日本選手」千賀滉大投手、ではこれまでの千賀投手の実績を簡単に振り返ってみましょう。

千賀滉大投手は愛知県出身の29歳。野球キャリアの始まりは極めて平凡で、地元蒲郡高校では甲子園などほど遠い無名の存在。地元支援者の熱心な推薦で11年、辛うじてホークス育成4位で入団しました。

しかし入団後は一生懸命な努力と夢の後押しでメキメキ実力アップ。13年に初の開幕一軍入りを果たし、しばらくは抑え投手でしたが16年から先発に。この年二桁勝利を挙げエースの地位に昇り、そこから7年連続二桁勝利を続けています。

「剛速球とお化けフォーク」を武器に球界No1の投手に成長し、侍ジャパンの主力投手としても長年代表戦で活躍しました。

NPBタイトルも最多勝、最多奪三振、ベストナインなど多数。シーズン奪三振率の日本記録保持者であるほか、育成出身だけに例えば「育成出身初の日本シリーズ開幕投手」「育成出身最多の通算勝利・奪三振」「育成出身初の五輪表&金メダリスト」など数々の〝初記録〟も成し遂げています。

[st-kaiwa1 r]17年、ドジャースタジアムでのWBC準決勝「日本vs米国」で、敗れたものの完璧な投球をみせ米球界が驚愕。自身もこれがMLBを目指すきっかけになったと話してるね[/st-kaiwa1]

どこの球団に？エンゼルス？

メジャー各球団の評価も上々で移籍が刻々と近づく千賀滉大投手。では実際、今現在どの球団が動いているのでしょうか。海外報道によれば、過去に日本人選手と契約経験のあるチームを中心に少なくとも5球団、噂ベースまで含めれば10球団近くが興味を示しているとされます。地元メディア報道などの見方をまとめてみました。

◆シカゴ・カブス

・今季ローテはストローマンとヘンドリクスが中心。しかし契約の最後の保証年であるヘンドリクスは右肩損傷のため、7月から投げていない。千賀が活躍する機会は十分ある。

◆サンフランシスコ・ジャイアンツ

・本拠地球場のスコアボードに千賀の写真を映し「彼はシスコに近づいている」と歓迎ムード。

◆NYメッツ

・ビリー・エプラーGMはヤンキースGM補佐時代に田中将大、エンゼルスGM時代に大谷翔平獲得に尽力しており、日本人投手をうまく選別できる。

・「大谷獲得資金」が余っている。先発陣ではデグロム、バシット、ウォーカーがFAなので空席がある。

◆サンディエゴ・パドレス

・彼はダルビッシュと親しく、再契約が決まったニック・マルティネス、スアレス両投手の元同僚だったため馴染みやすい。

[st-kaiwa2]ダルさんとは米で自主トレを一緒にやり、ホークス先発陣で仲間だったマルちゃん、その後阪神守護神になった剛腕スアレスさんとも知り合いだしw[/st-kaiwa2]

このほかイチロー氏、菊池雄星投手所属のマリナーズ、「先発の柱が大谷しかいない」エンゼルスや、松坂大輔、上原浩治氏ら日本人投手が多く在籍したレッドソックス、さらにはドジャース、ブルージェイズ、レンジャーズも食指を動かしているという噂があり、まさに引く手あまた状態です。

年棒予想は？

メジャーからの高評価が際立つ千賀滉大投手ですが、もちろんその分年俸も凄いことになりそうです。米メディアの予想では、「5年総額7500万～1億ドル（約109億5000万～146億円）」、つまり年俸にすれば30億円近い巨額契約の可能性が高いとみられています。大谷選手の来季年俸約43億円よりは低いものの、それでも〝天文学的〟です！

ただ一点懸念があるとすれば、千賀投手の年齢。30歳を超えるとどの選手もメジャーでの評価はかなり厳しくなるといわれますので、来季から1、2シーズンで「サイヤング候補」級の突出した成績を残す必要が、巨額年俸の見返りに千賀投手に課せられた「十字架」だともいえそうです。

[st-kaiwa2 r]移籍が遅くなったのは、ずーっとメジャー行きを拒否してきたホークス球団のせいだから…。ちょっと気の毒（同じ境遇だった松井さんの凄さが逆に分かる！）[/st-kaiwa2] [st-kaiwa1]にしても「11年間で給料が1200倍」なんて人、世の中にいるのだなぁ…ここに笑（僕なんて1%も上がらんが）[/st-kaiwa1]

まとめ