静岡市にプロ野球の新球団を作ろうとする構想が浮上し、すでにプロ野球のオーナー会議で協議されています。
2軍だけの球団ですが、静岡市は10年前から球団誘致の準備を進め、「合同トライアウト」なども実施しています。
プロ野球新球団が静岡市に誕生するのでしょうか?いつから?なぜ球団を増やすのでしょう?

プロ野球新球団が静岡市に誕生?いつから?なぜ?
プロ野球新球団がいつから誕生し、なぜ静岡なのでしょう?
プロ野球新球団が静岡市に誕生? プロ野球オーナー会議で検討 新規参入費用30億円が課題か #FNNプライムオンライン #テレビ静岡 https://t.co/idUk44O0K2
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) October 31, 2022
その理由を挙げてみましょう。
・静岡県内の野球部員減少の危機感
静岡県内の部員数が、少子化、野球道具の高騰、指導の厳しさ、練習時間の長さなどで、2013年度から10年で、半分近くに減っています。
この結果、中学校などでも、チームが1校では組めずに合同チームになるなど、野球が身近でなくなってきている。
・静岡市は、人口約70万人の都市で、交通の便もよく、野球ファンの数も確保できる
・静岡県内を本拠地とするNPBのチームがない
・静岡市は、10年前から球団誘致の準備を進め、「合同トライアウト」なども実施しています。
・都内で金融事業を手掛ける企業が、手を上げている
静岡市清水区にある清水庵原球場を本拠地の候補として2軍だけのチームで2024年シーズンからの参入を目指している。
この動きは、プロ野球の16球団エクスパンション(球団拡張)構想の流れとも一致しています。
プロ野球のエクスパンション構想とは?
プロ野球の16球団エクスパンション(球団拡張)構想とは、2020年1月に、ソフトバンクの王貞治球団会長が打ち出した構想で、現行のセパ12球団から4球団を増やすというものです。
野球の競技人口減少など危機が叫ばれる中、王会長は、子どもたちに夢を与えるには環境整備が必要で、野球の底辺を拡大するために、球団数を4増やそうというものです。
また、批判が多い、クライマックスシリーズ(CS)によるリーグ優勝と日本シリーズ出場チームが異なるねじれなども、例えば、16球団で4リーグ制にすれば解消するとしています。
2020年4月には、元ヤクルト監督で野球評論家、スポーツキャスターの古田敦也氏(54)が、国内の複数自治体で球団拡張の議論が始まっていることを明かしました。
NPBに所属するプロ野球チームの本拠地ではない静岡市、新潟市、松山市、沖縄県の4自治体は2015年から協議を始め、球界参入へ向けて準備中とのことで、2年後には誕生の可能性もと述べていました。
ここで、エクスパンションのメリット、デメリットをまとめておきましょう。
メリット
・4球団が増加すれば、約250人超の選手が新たにプロ野球選手となれる
・地域の経済活性化に寄与
街が一体となって応援すれば、ホームゲームの際には相手チームのファンが球場を訪れます。宿泊し、飲食店で食事をします。にお金を落とす。毎年ホームゲームが70試合以上あることを考えれば、その経済効果は大きい。
親会社にとっては、PR効果が期待できる。
・クライマックスシリーズのねじれが解消できる
現在リーグで6チーム中3位のチームまでがCSに、出場でき、しばしばリーグ優勝チームが、日本シリーズに出場できない結果となる。4リーグ制などであれば、各リーグ優勝チーム同士の戦いとなる。
デメリット
・球団数増加による選手の平均レベルが低下の懸念
・採算性
30億円と言われるNLBに参入するための資金、経営していくだけの体力を球団が持てるかどうか。

プロ野球新球団が静岡市に誕生へのSNS



活躍するかはさておき、ドラフト上位ならルーキーの年でも一軍でプレーする機会が与えられる。また一軍でプレーするには移籍しなければならないが、その移籍もどのように行われるのか不透明
球団作って選手いれてから考えますじゃいけない
不確定要素多すぎてまだ疑問ばかり

まとめ
わかりやすくまとめると
- 静岡市では、2024年を目標にNPB2部の新球団構想が進んでいる
- 静岡である理由として、自治体の熱意など5つを挙げた
- SNSには、歓迎の声と2軍だけで大丈夫なのとの懸念の声がある

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