インティマシー・コーディネーターとは?浅田氏が参加した作品はどんなのがあるの?

ドラマ

『インティマシー・コーディネーター』という仕事を知っていますか?
あまり聞きなれない仕事だと思いますが、2022年10月より放送の長澤まさみさん主演のドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』に起用されたことにより注目されている資格です。

当記事ではインティマシー・コーディネーターとはどんな仕事なのかについて、実際にインティマシー・コーディネーターとして活躍する浅田智穂さんの作品と共にまとめてみましたので、シェアしていきます。

[st-kaiwa1]インティマシー・・・??初耳や!一体どんなお仕事なんやろ??[/st-kaiwa1]

インティマシー・コーディネーターとは?

インティマシー・コーディネーターとは、映画やドラマでのキスシーンや濡れ場などのセクシュアルシーンを撮影する際に、制作サイドと俳優の間に入り、演技が強要されることがないように双方の意思を調整する役割を担っています。

英語の意味

インティマシー・コーディネーターのインティマシーとは、「親密」などの意味をもった単語です。

海外ではヌードシーンやキスシーンなどは「インティマシー(親密な)シーン」と呼ばれ、インティマシー・コーディネーターはこういった撮影に密接に関わる専門家となります。

資格としての意味

映画やドラマの濡れ場などを撮影する際に、監督など制作サイドと実際に演技をする俳優の間にやって欲しいことややりたくない事がぶつかる場合があります。
しかし、なかなか制作サイドにやりたくないと言い出せないという場合もあります。
いくら人前に出る仕事だとは言っても、ヌードシーンが画面に出るのは精神的負担が伴うものです。

そんな時に、双方の間に立ち、やりたくない事を強要されることがにように調整するのが、インティマシー・コーディネーターの役目です。

日本では2人!浅田氏がSNSで情報を発信している

インティマシー・コーディネーターは民間の資格で、まだ日本では資格に対応している機関がありません。
ですので、資格を取得したい場合は何十時間にも渡り、英語での講義を受け、試験に合格する必要があります。

日本ではまだ二人しかインティマシー・コーディネーターの資格を持っている人はおらず、その内の一人である浅田智穂さんがSNSで情報を発信しています。

浅田さんが「インティマシー・コーディネーターがいることで全員が改めて大事なことを意識し、笑顔でクランクアップできる現場が私の理想です!」とツイートしており、インティマシー・コーディネーターという仕事に対する想いや姿勢に胸を打たれました。

インティマシー・コーディネーターに興味がある方は浅田さんのTwitterを覗いてみるのをオススメします。

[st-kaiwa2 r]撮影陣の中の誰一人としてツラい思いをして撮影を終えて欲しくない、、映画作りを支えてくれる仕事やね。[/st-kaiwa2]

浅田氏が参加した作品は?

インティマシー・コーディネーターの浅田智穂さんが参加した作品をまとめてみました。

サワコ 〜それは、果てなき復讐

主演は、趣里さんと深川麻衣さんです。
趣里さんの怪演が際立つ作品でした。

Netflixドラマ『金魚妻』(英題:Fishbowl Wives)

篠原涼子さんをはじめ、中村静香さん、松本若菜さんなどが出演し、様々な不倫を描いた作品です。

Netflix映画『彼女』

主演は、水原希子さんとさとうほなみさん。
同性愛を描いた作品で、壮絶なストーリーの中に美しさが垣間見える作品でした。

エルピスでも話題に

10月24日にスタートする長澤まさみさん主演のドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」。

このドラマにもインティマシー・コーディネーターが携わっています。
地上波のドラマでインティマシー・コーディネーターが入るのは稀な事で、4年半ぶりに長澤まさみさんが連続ドラマ主演ということと併せて相当気合いの入った作品となるのではないでしょうか。

パンドラの箱に唯一残されていたものだとされる”エルピス”は一体何なのか…どういったシーンでインティマシー・コーディネーターが入ったのかなどの想像も踏まえ、とても期待のかかるドラマです。

まとめ

[st-minihukidashi fontawesome=”fa-hand-o-right” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#212121″ color=”#ffffff” margin=”0 0 0 0″]わかりやすくまとめると[/st-minihukidashi]
  • 長澤まさみさん主演のドラマ『エルピス』にも携わっているインティマシー・コーディネーターが気になる。
  • インティマシー・コーディネーターとは、映画やドラマなどのセクシュアルなシーンで、制作サイドと俳優の間に入り、無理な演技をさせないようにしたり、誰かが不快になる事のないよう撮影を円滑化させる役割がある。
  • インティマシー・コーディネーターは日本にまだ二人しかおらず、その内の1人である浅田智穂さんはTwitterで情報を発信している。

徐々に認知度があがり、インティマシー・コーディネーターという職業がこれから広まっていきそうですね。
まだ日本に養成機関がないので、これから普及してくれると作品の裏で傷つく人が減るのではないでしょうか。

浅田智穂さんら、インティマシー・コーディネーターの活躍に注目したいと思います。

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