2022年プロ野球は両リーグで優勝が決定、これからCS、日本シリーズとポストシーズンに入っていきます。試合が気になる一方で、この時期毎年恒例の「NPBドラフト会議」も見逃せません。
各球団が誰を指名するか、今年もライブ中継が注目されますが、今回はある一人の「隠し玉候補」をクローズアップしてみました。名前は谷井一郎投手(明星大)です。谷井投手の特徴や凄さとは?どんな球種を持ち最高球速は?果たしてドラフト指名があるのか予想しました。(出典:Wikipedia、スポーツメディア)

谷井一郎の球種一覧
谷井一郎選手は東京都出身。現在、東都大学2部リーグの明星大4年生です。右投げ左打ち、身長181cm、体重82kgの本格派右腕。父がパラグアイ人、母が日本人というハーフです。

従兄弟の影響で幼稚園から野球を始め、以来投手一筋。小学校では立川市のチーム「松中小ファイターズ」に所属。中学では「福生シニア」で腕を磨き、都立武蔵村山高から明星大に進みました。
後ほど動画でご紹介するように、谷井選手は足を高くはね上げる豪快な投球フォームが特徴。これは大学でメジャーリーガーを参考に、複合して編み出した独自のスタイルだそうです。

谷井投手の現在の球種はストレート、2種類のカーブ、カットボール、フォーク。そして何と言っても谷井投手が凄いのはその球速です。
大学三年の時に試合で155kmを記録、練習では自己最速159kmを計測したといいます。憧れは「チャップマン、ヒックス、クルーン」と日米No1の剛速球ピッチャーばかりとあって、とりわけ速いストレートにはこだわりがあるようです。
果たして20日のドラフトで指名のリストに上るのか、注目されます。
↓練習で155.4km
教え子の大学3年生です!
早く160キロいかせてあげたいです!#ラプソード#MAX159キロ pic.twitter.com/JorLje69hc— WBA@野球トレーナー (@WBA61599479) November 3, 2021
↓試合でも155km(7:50頃~)
谷井一郎の成績
ダイナミックなフォームと剛速球を中心とした球種が特徴の谷井一郎投手。ドラフトでは「隠し球」といわれますが、これまでの野球道は平たんではありませんでした。
幼い頃から夢に描く「プロ野球選手」を目指し中学でシニアチームに入りますが、同学年で50人以上もライバルがいるビッグクラブ。競争に敗れほとんど公式戦には出られなかったそうです。
高校では、公立でもあり一年時からベンチ入りしますが、二年生夏の地方予選で敗退。三年夏の選手権予選でも初戦で登板しながら敗退と甲子園には届かず。
プロへの道はかなり遠い夢かと思われましたが、大学では心機一転。前述のように投球フォームを改造したり、トレーニング法・食事の改善で体づくりを一から見直した結果、高校時代に147km程度だった球速が一気に150km台にアップしたそうです。
制球力の悪さや、セットポジションでは球の威力が落ちることなど課題はありますが、明星大の浜井監督は「バッターに対して威圧感を与えるボールを投げる。速いだけでなく芯に当たってもボールを前に飛ばさない球威や伸びもある」と、潜在力を評価しています。

#ドラフト2022 候補 #谷井一郎(#明星大)の投球フォーム pic.twitter.com/5PXan4W982
— ひろ@ドラフト候補調査隊 (@yuki_scope) April 18, 2022
谷井一郎のドラフトどうなるか?予想まとめ



出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/2027928a50a5e1891b2777f2cbdbf0c4ebda565b/comments
まとめ
要約しますと
- 20日に注目の2022ドラフト会議。明星大・谷井一郎投手は無名も隠れた才能?
- パラグアイ・日本のハーフ。甲子園経験なく大学で一気に成長。最速159km
- 球種は他にカーブ、フォークなど。監督は「威圧感ある球威と伸び」と評価
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