トートバッグ型コンポストを極める法!最高のパーフォーマンスと喜びを!

毎日出る生ごみを、7年以上処理してきた家庭用生ごみ乾燥処理機から、トートバッグ型 コンポストに昨年10月末に切り替えました。

ようやく軌道に乗り、最高のパーフォーマンスを発揮させる方向が見えてきましたので、環境問題に関心のある皆様の参考に詳細をまとめました。
実践すれば、環境への寄与とおいしい野菜で、心も体も満たされますよ。

[st-kaiwa1]最初は不安だったけど、自然の力はすごいと実感! [/st-kaiwa1]

トートバッグ型コンポストに切り替えた理由

トートバッグ型コンポストに切り替えた理由を説明してゆきます。

生ごみ処理の方法には幾種類かあります。電気を使った熱乾燥を用いる家庭用生ごみ処理機、生ごみを微生物の発酵分解によって堆肥化するコンポスト。家庭用コンポストにも、ダンボール式(ミミズ、蛆虫、ダニ、菌類、細菌類)、密閉式(嫌気性菌の働き)などがありますが、トートバッグ型コンポストは、ダンボールコンポスト式の派生に位置付けられます。

トートバッグ型コンポストに切り替えた理由
・家庭用生ごみ処理機が、老朽化してきて、パッキングの劣化のため処理時のにおいがきつくなった
・深夜電力を利用して、3日に一度稼働させてきたが、昨今の電気代の高騰に加え、東電が、昼と夜の電気料金の差が小さくなったことを理由に、8月深夜電力の値上げを通告してきた
・以前、大型バケツで、酵素などを加えて、コンポストを試みたが、腐敗して、悪臭のあるどろどろの液体となり、大いに処理に困った。
・ダンボール式コンポスト
各地の地方都市で、推奨しているようです。段ボールを使うので、容器を購入する必要がないなどメリットがありますが、発生したり集まってくる虫の対策として、ネットを張る必要があることや、ダンボールが水分や攪拌に用いるスコップで、傷んでくるので定期的に取り換える必要があるなどです。美観もいまいちですね。
ただ、原理はトートバッグ型コンポストと同じで、基材に生ごみを入れるだけ。特に微生物などを追加しなくても、堆肥化できます。
後記のように基材を手作りする際に参考になりました。

トートバッグ型コンポストのメリット
・電力を使わない
・においがしない
・虫を防ぐ チャックで確実に、閉じることができるので、内外の虫を確実に防げます(飛び回っても人を刺す心配はない)
・持ち運べる 例えば、冬は台所近くから日中、日当たりの良いところへ移動できる
・攪拌が容易
空気をよく入れるため、塊などがないようにスコップなどで、時々攪拌しますが、トートバッグの型がしっかりしており、金属製のスコップで、底から混ぜても、破れるなどの心配はなさそうでした。
また、バッグですので、天地返しが可能で、底から十分混ぜることができます。
・おしゃれ
見た目がおしゃれで、隣の奥様が興味津々で、あれはなに?と聞かれ、堆肥化しつつあるバッグを見せたことがあります。
・町の半額補助を使える
ごみ焼却炉の負担を軽減するということで、多くの市町村に、補助制度があります。

トートバッグ型 コンポストの実際

まず、LFCコンポスト「トートバッグ+基材定期便」を注文しました。

昨年10/19から1バッグ目をスタートして、毎日生ごみ約400g合計約15kg投入し、11/23から熟成に入り、約3週間後12/12に堆肥化完成(実質重量4850g)、肥料として使い始めました。

これを使い、この時期種まきが可能なホウレンソウと小松菜をポットで育て、立派で新鮮な野菜が収穫できました。
その後も、4月に畑で、コカブ、ネギ、ルッコラ、三つ葉を育て、収穫中です。
現在夏野菜として、ミニトマト、ナス、ピーマンをポットに、グリーンカーテンとして、ゴウヤ、きゅうりを植え付ける際に使用しています。

3,4バッグ目は、1,2月の寒い時期でしたので、実質の重量の減りも遅く、堆肥化が今の時期ほど進まない感じでした(投入中で、重量は2/3くらいにはなった)

現在6バック目に投入中ですが、すでに肥料として使用中の5バック目の、詳細な実績を次に示します。

ほとんど毎日平均して375gの生ごみを投入し、総計16118 g投入した42日目から熟成に入りました。この時点で、実質の重量は、7230gと半分以下になっていました。
まだ、バッグには余裕があったのですが、5月連休の夏野菜を植える時期に肥料が必要でしたので、3週間前の4月5日に熟成を開始しました。
投入途中のデータは、以下の通りで、内部温度は外気より15℃以上高く熟成されていることを実感します。

現在投入中の6バッグ目では、5月6日(30日目)に、46.6℃(23.7℃)の最高温度を記録しました。

[st-kaiwa2 r]バッグをひっかけて、重量を記録するはかりも1000円台で売ってるよ!  [/st-kaiwa2]

トートバッグ型コンポストを極める方法

・バッグは2個購入し、熟成に入り次第、2番目を使用開始することで、連続して生ごみを出さないシステムとなる
・特に寒い季節には、昼間は日の当たる場所に移動させる
・熟成された堆肥が、できるだけ、完全なものとするため、熟成に時間がかかる卵の殻や、玉ねぎの皮は、入れずに、ごみとして出す。以下の生のイモ類をみつけやすいという点もある。
・熟成された堆肥に、生のイモ類(繊維質が多い)が残っていれば、根を痛める恐れがあるので、最終段階で、除く。
・攪拌は、できれば毎日生ごみを入れる前までに行い、大きなごみが目に付けば、はさみで約5cm以下にする。
・スコップで底から攪拌していると、黒い塊がでてくる場合がある。スコップでつついて崩すか、内部が生の場合は、はさみで切る。
・熟成後は、特に攪拌を底から確実に行い、乾燥しそうなら、500mlの水分を補給する。
・熟成が遅いと感じるときには、てんぷらの際とっておいた油を補給してやる
・基材を手作りすることでコストダウンを図る
定期便で2か月か3か月に1度届けてもらうと、送料も含め、それなりの費用が掛かります。基材の処方は、公表されていませんが、容器以外の原理は、ダンボール型コンポストと同じと考えました。
ピートモス3にもみ殻くん炭1.5~2の比となります。近所のホームセンターで、それぞれ10Lと14Lを購入し、3:1.5で混ぜたところ、通常送付される1回分の基材約2kgに換算して、500円ほどに収まりました。基材送付の際の環境への負荷を減らすことにもつながります。
[st-kaiwa3 r]コツをつかめば毎日ホカホカバッグに会うのが楽しみ! [/st-kaiwa3]

トートバッグ型コンポストに対するみんなの声

[st-kaiwa3] 1年間に日本の家庭から出る生ごみの量は、1年間に食べるお米の量と同じ約1,000万トンなんだとか。そんな家庭の生ごみを、臭いの漏れや虫・水の侵入を防ぎながら肥料にできる、トートバッグ型のコンポストがあるようです。見た目もおしゃれで素敵!
[/st-kaiwa3] 引用:https://twitter.com/dff_ClickBokin/status/1295654834452992002
[st-kaiwa4] 最初はよく分からずしょっちゅう基材が足りなくなって、2ヶ月おきに届けてもらっていたけれど、
今は4ヶ月おきに届くサイクルでも基材が余るくらいコツをつかんだのでローコストで循環してます
最近は虫もぜんぜん見ないし
臭いもただの土の匂い
[/st-kaiwa4] 引用: https://twitter.com/gothicpanda8050/status/1519232170635988994
[st-kaiwa5] 生ゴミを入れるトートバッグ型コンポスト。
コンポストには色々注意点がある。
微生物の分解熱のサイクルを作るために攪拌しないと、ダニの大量発生をうむ。放置すれば山盛りのダニ。
もしマンションの隣の人がコンポストを初めて放置したら大変な事に。出張やコロナや事故や急な入院の際はどうする?
[/st-kaiwa5] 引用:https://twitter.com/sumiretaretogar/status/1390082870195019776
[st-kaiwa6] トートバッグ型のコンポストやってたんですけど全然分解されなくて💦
みみずならモリモリ食べてくれそうで、切り替えました。
段ボールで作るなんて、すごいですね!うまくいきましたか?
[/st-kaiwa6] 引用:https://twitter.com/Hashagisugi/status/1519956295146962945

まとめ

[st-minihukidashi fontawesome=”fa-hand-o-right” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#212121″ color=”#ffffff” margin=”0 0 0 0″]わかりやすくまとめると[/st-minihukidashi]
  • トートバッグ型コンポスト実践の半年の詳細な記録をまとめた
  • トートバッグ型コンポストを極める9つのヒントを公開した
  • 実践すると困難は、様々出てくるが、克服可能で、続けることが大事

特に当初LINEで相談にのっていただき、数々の有用な示唆をいただいたLFCサポーターの方に深く感謝いたします。
[st-kaiwa2 r]肥料が余れば交換会もあるそうよ[/st-kaiwa2] [st-mybox title=”関連” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#ccc” bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″] この記事を見ている人は以下の記事も見ています
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