深田萌絵氏は2026年の衆議院議員選挙に無所属で立候補したが、惨敗に終わった。
正義のために立ち上がったが、結果は無残であった。彼女の訴える、国の危機が迫っている現状
を訴えても、民衆の心に届かなかった。
この本は彼女の主張を知る貴重な証言である。
「 I T戦争の支配者たち」 深田萌絵 清談社 2022年7月4日 初版
著者プロフィール
深田萌絵 1978年(昭和53年)2月24日に大阪府で生まれ、奈良育ち
本名 浅田麻衣子
市民活動家、ビジネス・アナリスト、実業家
25歳で早稲田大学経済学部に入学をする
2008年 バークレイズキャピタル証券に入社
2009年 退社
2011年 ジェイソン・ホーとRevatron株式会社を創業
2012年 M B Sテレビ「全力!銭ナール」に講師として出演
著書は
「量子コンピュータの衝撃」 宝島社
「光と影のTSMC誘致」 かや書房
「NTT法廃止で日本は滅ぶ」 かや書房、
本書の目次
第一章 I Tへの無知が国を亡ぼす
第二章 5Gをめぐる暗闘
第三章 半導体業界を支配する闇社会
第四章 「半導体不足」のカラクリ
第五章 日本の半導体産業を破壊したのは誰か
第六章 I T戦争から日本を守る「経済安全保障」とは
本書からの抜粋
(63頁) たしかに国際経済学科一年生の授業で、一人当たりのGDPの低い国と高い国を比較分析すると、一人当たりのGDPの低い国では乳幼児の死亡率や犯罪発生率が高い。公衆衛生や医療の充実、警察による治安安定化など国家から保障されている人権のレベルが低い傾向にあるためだ。紛争や戦争が起こる確率は低くとも、それらから国民を物理的に守る軍隊や警察の設立や維持費用は「常」に支払わなければならない。その費用を捻出する財源は国富であり、国富は国の収入から形成される。
(78頁) 孟晩舟ファーウェイ最高財務責任者(CFO)逮捕後の各報道機関の前に現れたファーウェイ創業者、任正非のインタビューで印象的だったのは、彼が「米国政府は5Gを軍事レベルの技術のように扱っている。だが、5Gは核爆弾ではない。」と、にこやかに答えていたことだ。米政府は5Gを「核の脅威」のように捉えていると嘲笑しているのだが、実際、サイバー空間において5Gインフラは「核」に匹敵する脅威だ。…その技術を制した者が諜報戦争を制するのだ。
(103頁) そのため台湾は環境汚染による人工透析率が世界一、肺がん率がアジア二位となるなど、急増するがん患者問題にさいなまれている。台湾全体の河川二十五%、農地五%が環境汚染で使えない実態を知らずして「低コストですごい」と手放しに称賛するのは、「メディアの記事広告」に…
(114頁) 公取委の妨害、メディアによる世論のミスリードによって、シャープが考えられない安値で中国の息のかかった半導体シンジケートの手に渡ってしまった。これはかってわが国に不利な「金と銀の交換比率」を定めたため大量の金の海外流出を招いた、幕末の江戸幕府を想起させる。日本人のお人よし、経済音痴は百六十年前の昔とまったく変わっていない。
コメント
(紀伊国屋レビュー)
胃が痛くなるような現状ですが、諦めるわけにはいきません。 頑張ろう、正義の日本!
(読書メーター)
どこまでが真実で、どこに本質があるかはともかく、日本の持っていた技術が国外に流出した結果、日本が半導体業界で存在感をなくしていったのは事実。あやまちを繰り返さないためにも、反省と検証は確かに必要だと感じた。
もう日本なんか終わってるよ。 China, Korea, 台湾なんかに技術盗まれちゃぁ、終わりだろ。日本人はバカしかいないのよ。 頼むから俺が死んでから滅んでくれよ。 今の願いはそれだけだよ。
(楽天ブックスのレビュー)
東芝やシャープなど日本の代表的な企業がなぜ衰退したのか疑問でしたが、深田萌絵さんの本を読んで理解しました。今度はトヨタつぶしと言われていますが、他国から侵略されていることを実感しました。ステルス戦争です。私は電磁波過敏症ですが、電磁波もステルス兵器なので対策練っています。よい日本になりますように願っています。
まとめ
・2026年の衆議院議員選挙に立候補しましたが、願いかなわず、落選しました。
・深田萌絵さんの訴えている日本の危機について、この本は分かりやすく解説しています。
・深田萌絵氏はLGBT理解増進法案に反対し、「女子トイレを守る会」の代表をつとめ、女性専用
空間を守る活動をし、女性専用トイレに男性が入るようなことが起きないように、女性と子供を性
被害から守る活動は、かなり成果が出ています。
・この本の出版によって平和ボケから覚める日本人が増えると期待しています。

